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日持ちするパネトーネ、アレンジができる魅力
クリスマスの伝統菓子「パネトーネ」
パネトーネは、イタリアのミラノ発祥の伝統的なクリスマスケーキです。パネトーネのパネは「パン」、トーネは「大きい」という意味で、「大きなパン」そのままの意味ですね。
生地はふんわりとしており、レーズンやキャンディードフルーツ(砂糖漬けの果物)が混ぜ込まれています。長時間発酵させることが特徴で、独特の風味と軽やかな食感が生まれます。
パネトーネは通常、クリスマスや新年の祝いの時期に食べられますが、近年では世界中で一年中購入できるようになっています。イタリアでは、パネトーネをスライスしてバターを塗ったり、トーストして食べたりすることも一般的です。
手間と時間を要するパネトーネは一見敬遠されがちですが、製菓製パン業界が直面している市場課題を解決できるメニューとして是非おすすめしたいメニューです。
製菓製パン業界が直面している市場課題
- 原材料価格の高騰
- 物流問題
- 人手不足
今こそ取り組んでいただきたいパネトーネの魅力
①日持ちがする
常温で長期保存が可能なのですぐに売り切る必要がありません。
“焼きたて”が売りではないため、事前に計画的な準備が行えます。
廃棄ロス対策メニューとして、社会貢献にも◎
②高付加価値メニューとして展開可能・ギフトにもぴったり
高級感のあるパネトーネは、日持ちもするという特性から、ギフトにぴったりのメニュー。職人のこだわりを謳い、高級感のある“スペシャリテ・ギフト”として展開できます。パネットーネ・コンテストin Japan
「11月22日(水)、パネットーネ・コンテストin Japan 2023の最終審査が行われ、8人のファイナリストが審査員と一般観覧者の前でプレゼンテーションを披露。審査の結果、最優秀賞は、ブロンデル・マキシムさん(大阪「パティスリー・ペシュミニョン」)に決まりました。
ブロンデル・マキシムさん
パティスリー・ペシュミニョン オーナーシェフ(大阪)
高校卒業後、地元北フランスで有名なパティスリーに就職、修行時代を過ごした後、アルザスにある全世界のピエール・エルメのマカロンとショコラを作っているラボにて働きながら、ショコラティエの資格を取得。その後ロレーヌ地方にある歴史100年のパティスリーショコラトリー・フレッソンにて約9年間勤め上げる。3年目からはパティスリーの責任者として就業時間の改革を行い、パティスリー、ヴィエノワズリー、トレトゥールと呼ばれるキッシュやパテなどのお惣菜まで多岐にわたり品質の向上に務めた。かねてから妻の夢であった大阪での開業を機に、日本へ移住。味、素材にこだわるお菓子作りが受け入れられ、週二日のみの営業日にはたくさんのお客さまが来店。約7年の歳月をかけて完成させたパネトーネは、お店のスペシャリテとして毎週丁寧に焼き上げている」出典:パネットーネ・ソサエティ「https://panettonesociety.org」
③アレンジの幅が広く、個性が光る特別な展開も
可能定番のパネトーネはもちろん、最近はチョコレートや栗、レモンなどのフレーバー展開商品も増えています。シリーズ展開したり、ドライフルーツ等でで地域性を出せば、地産地消の高付加価値ギフトとしての展開も。
パネトーネのアレンジ
- チョコレートパネトーネ
レーズンやキャンディードフルーツの代わりにチョコレートチップを混ぜ込むことで、チョコレート好きにぴったりのバリエーションが楽しめます。
- ナッツとドライフルーツのパネトーネ
アーモンド、クルミ、ピスタチオなどのナッツや、ドライアプリコット、クランベリーなどのドライフルーツを加えて、よりリッチな味わいにします。
- 抹茶とホワイトチョコレートのパネトーネ
抹茶パウダーを生地に加え、ホワイトチョコレートチップを混ぜ込んで、和風のアレンジを楽しみます。
- カスタードクリーム入りパネトーネ
焼き上がったパネトーネに小さな切り込みを入れ、カスタードクリームを詰めます。デザート感が増し、特別な一品になります。
- パネトーネプディング
余ったパネトーネを使ってプディングを作ります。スライスしたパネトーネをベーキングトレーに並べ、卵、牛乳、砂糖、バニラエッセンスを混ぜた液を注ぎ、オーブンで焼きます。
パネトーネのレシピ
パネトーネにおすすめのベーキングカップ
NOVACART ノバカルト
イタリアの老舗紙メーカー「ノヴァカルト」の耐熱紙を使用した焼成用カップです。
重厚感のあるデザインで、本場イタリアの本格パネトーネを再現できます。
高温で長時間焼くものや、バターなどの油脂が多い生地でも、美しく焼き上げることができます。
ノバカルトの製品は、特にパネトーネのような高級な焼き菓子を焼く際に適しており、高い耐熱性と美しいデザインが、プロフェッショナルな仕上がりをサポートします。
小型パネトーネ
パネトーネ人気の高まりとともに、伝統的なパネトーネに比べ小さめの、“小型パネトーネ”も増えています。
イタリアンスタイルだと大きすぎて食べきれない…というお客様へ、小型パネトーネならカットの手間もなく、食べきりサイズでご提供可能。
価格も抑えられ、カジュアルギフトとしても展開できます。
フレーバー展開で、いろいろな味を楽しみたい方にもおすすめです。